店長の一言メモ: Cryo(クライヲ)編 その1
ホップ(毬花)の中には黄色いつぶつぶのルプリンと呼ばれる成分があります。
実はこのルプリンがビールへの苦み、香り付けにとっても大事なんです。
それは、この中にそれらの元となる精油が詰まっているからなんです!!!
なので、このルプリンだけで醸造ができたらどれほど素晴らしいか、
と開発されたのがCryo(クライヲ)です。
実際、毬花の全て、つまり苞葉とルプリンを混合してペレットにしたT-90と、
Cryoのアルファ酸値を比較すると、Cryoの方が約2倍の値を持っています。
例:SABROのアルファ酸分析値
そこで、Cryoのメリットをまとめると
メリット1: Cryoのアルファ酸値はT-90の約2倍なので、使用量はT-90の約半分。
メリット2: 使用量が少なく、苞葉も無いため廃棄ロスが軽減される。
メリット3: 苞葉の部分が混在していないので、緑臭さが軽減される。
その2へつづく…